【感想】よしこさんと実践!公開Vibe Coding
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こちらにオンライン参加したときの感想文!
まず最初に、自分のVibe Codingの現状はこんな感じ
- Github Copilot: 登場してすぐ会社で導入されて一番最初使ってた。会話のキャッチボールが不得意な印象であまり使うことはなかったし、今は全然使ってない
- Cursor: Proを個人課金して使ってる。ChatのUXは群抜けで良い。個人的主力!
- Devin: 業務でちょっと使ってる。Coding Agent全般に言えるけどフロントエンドの修正タスクは不得意なようで自分でやったほうが早いことがしばしば。バックエンド実装もテストの修正も必要なタスクだと一気にポンコツになる。実装の土台を作ってもらって残りの2割をこっちが完成させるみたいな使い方
- Claude Code: 最近使い始めた。Cursor AgentよりPJ全体のコードを見て実装してくれている感があって実装の精度が高い気がする。軌道修正がしやすいDevinって感じで、Claude Codeなしの生活は考えられなくなってる
イベントから得た知見
壁打ちはo3でやる
これは使用モデルの話。自分は sonnet 4で壁打ちもやっちゃう派。ただo3の検索能力はたしかに凄いのでo3と壁打ちするのもありだと思った!PJの既存実装を加味したコンポーネント設計とかどんな回答してくれるのか楽しみ!
あとは、単純にやりたいことを伝えるのが大事ってのも「なるほどな」ってなった。自分は実装をある程度組み立ててから「これってどう?他に良さそうな方法ある?」みたいなペアプロっぽい使い方をしていたけど、「目的(これがメイン)、必須要件(これ補足)、任意要件(これも補足)」みたいな感じでタスクを投げるのが完全自立型Coding Agentを使いこなす上で大事だなって感じた。
まずはPlan Modeで実装方針計画を立てる
自分は「タスク投げる → 作業結果を見る → 気になるところを修正依頼」って使い方をすることが多くて、この後から細々修正させるのってAI的にはあまり得意分野じゃないっぽくて結局うまくいかないことが多い。なので、最初に実装方針の認識を合わせて実装してもらうのはすごい大事に感じた。「途中までAIに実装してもらって完成は人間がやる」ってのが実務レベルの複雑な実装を伴う作業だと良いと感じていて、「じゃあとりあえずここまで実装して」みたいなこともやりやすそうって感じた。
コミットは適宜やったほうがいい
「中途半端な成果物をコミットしたくないから、完成までコミットしない」っていうのはやめたほうがいいと思った。AIに実装してもらって修正やリファクタリングをしてもらう前にとりあえずコミットしたほうがいい。「このチャットのときのコードに戻して」みたいな事はできないので細かなコミットは大事!コミットはAIにやらせても自分がやっても良いとのこと。自分は自分でコミット管理したい派!
リファクタリングも都度都度やってもらったほうがいい
わかる。実装完了してからリファクタリングやらせると大体デグレする。挙句の果てには関係ないコードまでまとめてリファクタリングしだすのでこの辺りの制御は大変。修正範囲が小さいうちからやらせたほうがいい。
最後に
Claude Codeを使い始めて数週間という自分にはまだ「AIとペアプロをする」という一昔前のコーディングスタイルが残っていて、今回のイベント参加で完全自立型Coding Agentに対するコーディングの考え方がより深まった気がする。他にもMCPやRulesの整備等AIの力をもっと引き出せるように勉強、試行錯誤しないといけないことが多くある。ちょっと前まではこういう方面の勉強をしないといけなくなる日が来るなんで全然思ってなかった。すごい時代になったね!